ロゴ作成に知識はいるの?始めたい人が知っておくべきポイントを徹底紹介!

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ロゴ作成ならできそうだと思って興味を持っている人も多いのではないでしょうか。小さなデザインなので、気軽に制作できると思うのももっともなことでしょう。ただ、ロゴ作成をするときには知識が多かれ少なかれ必要になります。

この記事では知識面について、これからロゴ作成を始めたい人が知っておくべきポイントを紹介します。

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ロゴ作成には知識が必要

まず大前提として、ロゴ作成は知識ゼロでは始めることができません。ロゴのデザインに関する基本的な知識があることは必須条件です。ロゴはもともとシンボルとしての意味合いを持っています。ユーザーが見ただけで何を感じて欲しいのかを考えて、はっきりと伝わるようにデザインを仕上げることは必須です。

そのためにはデザインに関する最低限の知識は持っていなければなりません。デザインに関してまったく知識がないとロゴ作成をするのはほぼ不可能です。

センスだけでデザインできる天才肌の人もいますが、あまり一般的ではないと考えた方が良いでしょう。また、ロゴ作成をクライアントが依頼するときには目的を持っています。クライアントの意図を理解してロゴ作成をするためにも知識が必要です。

基本的にはロゴ作成の目的はブランディングや商品・サービスのプロモーションです。ブランドの価値を理解してロゴのデザインに生かす、商品・サービスの魅力がわかるようにロゴに反映させるといったアプローチが必要になります。

デザインセンスは感性によって決まる部分もありますが、イベントや商品・サービスについては知識を付けなければなりません。

ロゴ作成を仕事にしていくには、クライアントの意図や商品・サービスの特徴を正しく理解することが必要になります。

ロゴ作成の流れ

ロゴ作成を受注しておこなうときにはどのような流れになるのでしょうか。ロゴ作成に必要な知識をイメージするうえで、ロゴ作成を受注したときの流れを理解するのが重要なポイントです。ロゴ作成の依頼を受けるときにはまずヒアリングから始まります。

クライアントがどのような目的で、どのようなイメージのロゴを求めているのかを詳しく聞き取るステップです。クライアントの要望や意向をきちんと理解できていないと、期待に応えることはできません。いくらロゴをデザインしても納得してもらえない状況になるリスクがあるため、ヒアリングを徹底するのはロゴ作成を円滑に進めるうえで重要になります。

ヒアリングをしたら具体的にロゴのイメージを作成して提案します。一般的には大まかなロゴのイメージを提案するだけで、細かな作り込みは今後におこなえば問題ありません。ただ、この段階でクライアントが持っているイメージと合わないと受注できません。

ロゴのシンボルや文字のフォントなどを複数用意しておき、クライアントの納得する原案を柔軟に提示できるようにするのが重要なポイントです。デザインを提案の現場でフレキシブルに示せるようにするための知識があるかどうかによって、受注できる可能性が大きく左右されます。

ロゴ作成の依頼を受けたら完成したロゴのプレゼンテーションをします。クライアントへの提案をして作成依頼を受けた後、実際に作り上げたロゴの魅力をアピールして受け入れてもらうことが必要です。ただロゴをクライアントに提示するのではなく、実際に使用するシーンでどのように使えるかを具体的に示すのが効果的なアプローチです。

販促のイベントでどのように使用するか、パンフレットに印刷するとどうなるかといったことを明確にするとクライアントは魅力を理解できます。このようなプレゼンテーションの知識もロゴ作成をするときには大切です。

ロゴ作成では納品時にマニュアル作成を求められることもあります。サービスとしてもおこなっておくと良いのがマニュアルの作成で、ロゴの使用規定を明確にして書面化することを指します。拡大縮小やモノクロ化の方法、余白や背景色の設定などについて明確にしたマニュアルを用意することでロゴのクオリティを担保することが可能です。

ロゴの作成者としての見解を盛り込み、わかりやすく理由も記述すると信頼性があると考えてもらえます。ロゴ作成では必須ではないですが、マニュアル作成も対応しているとクライアントに提示した場合に信用を得られるでしょう。

ロゴ作成で欠かせないのはヒアリングと具体化

ロゴ作成の流れを見るとわかるように、ヒアリングと具体化は必要です。クライアントが何を求めているかを詳しく把握するのは必須で、ビジネスでロゴがどのように用いられているかについて知識を持つことは欠かせません。

クライアントに対して質問をするスキルやノウハウを習得しておき、相手にストレスを与えないようにヒアリングをするのが大切です。また、ヒアリングをしてすぐに具体的なロゴのイメージを提案できるように具体化するための知識も持つことが重要になります。

ロゴ作成で重要な配色

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ロゴ作成の知識として技術的には配色が欠かせません。どのようなブランドイメージにしたいのか、商品・サービスの印象をどうしたいのかといったヒアリングに基づいて配色をするとロゴの効果が飛躍的に向上します。色が人に与える印象が大きいからです。

ブランドカラーがまだ決まっていない段階なら、ヒアリングをしてカラーの提案をするだけでも信頼を得られます。ロゴ作成をする段階では補色も考慮して配色すると秀逸なデザインのロゴができあがるでしょう。

ポジショニングも必須の知識

ロゴ作成ではポジショニングが重要です。競合他社のロゴに対してどのような位置付けにするかがポジショニングです。競合他社との差別化をすることで消費者から注目してもらえるブランドを確立できます。ブランドロゴの作成では特に大きな課題になるのがポジショニングです。

基本的には重要な軸を考えて他社との差別化を図ります。他社のロゴについての知識も求められるのがポジショニングの特徴です。

ロゴ作成は知識を付けて取り組もう

ロゴ作成をするときには流れを理解したうえで、効果の上がるロゴを作るにはどうしたら良いかを徹底して考えることが重要です。ロゴ作成にはデザインセンスがあれば十分というわけではありません。クライアントの意向を理解するためのヒアリングは必須です。

デザインだけでなくポジショニングの知識も重要なので、総合力を付けてロゴ作成に取り組みましょう。