ロゴ作成を副業でおこなうメリットと注意点

ロゴ54

副業をしたいと思ったときにロゴ作成ならできるのではないかと思った人もいるのではないでしょうか。ロゴくらいなら作れるというイメージを持った人もいれば、自分のスキルを生かせると考えた人もいるでしょう。この記事ではロゴ作成を副業でおこなうメリットと注意点をまとめたので、自分に合うかどうかをよく検討してみてください。

ロゴ作成に知識はいるの?始めたい人が知っておくべきポイントを徹底紹介!

ロゴ作成は単価が高くて副業に向いている

ロゴ作成を副業でやりたいと思った人がまず知っておきたいのが相場です。ロゴ作成を個人が副業で請け負うときにどのくらいの報酬を手に入れられるのでしょうか。ロゴ作成の単価はピンからキリまであり、1万円~20万円程度が個人が請け負うときの相場です。

クオリティや経験、クライアントの資金や予算などによって違いがありますが、平均的に見れば5万円前後の報酬を受け取ることができます。

副業として取り組む内容の中では単価が高めで、慣れてしまえば制作にもそれほど時間がかからないのがメリットです。クライアントを納得させられるクオリティのロゴを作成できる必要はありますが、副業として取り組みやすいことは確かでしょう。

ロゴ作成を副業でおこなうのに必要なこと

ロゴ作成を副業でおこなうには準備が必要なので注意しましょう。たった今からロゴ作成ができるという人はあまり多くはないでしょう。ロゴ作成のためのツールを用意しなければならないからです。フリーソフトでもロゴ作成に対応しているグラフィックソフトはたくさんあります。

高価で高度なツールを購入して使用した方が画像効果を出したり、さまざまな種類の画像処理を施したりできるので、クオリティの高いロゴを作り上げることができるでしょう。画像加工のスキルの有無によってどのレベルのソフトが必要になるかは違いがあります。

自分の力量に合ったソフトを用意してすぐに制作に取り掛かれるようにするのが大切です。また、ロゴ作成にはデザインのスキルが必要になります。自分の直感的に美しいと思うロゴを作成したとしても、クライアントに納得してもらえるとは限りません。

ロゴの作成を依頼するクライアントの立場から考えて、どのようなデザインに仕上げると満足なのかを考える力も求められます。その考察に基づいてクライアント重視のデザインを仕上げられることがロゴ作成では重要なポイントです。

クライアントは本業か副業かを問題にしていることはほとんどありません。出来上がったロゴが期待通り、あるいは期待以上になることを考えているので、自分本位にならずに客観的にクオリティが高いデザインのロゴを作れる技術やノウハウを身につけておくことが重要になります。

どんなソフトを使ってる?ロゴ作成に便利なフリーソフト4選

ロゴ作成の副業のやり方

ロゴ作成をする素養があると自信を持った人や、仕事を請け負いながら成長していけば良いと思った人にとって重要なのはやり方です。副業でロゴ作成をするときには本業でおこなう場合と少しやり方に違いがあります。副業は本業に悪影響を与えない範囲でうまく進めていくのが重要なポイントです。

また、ロゴは特定の企業が頻繁に制作依頼を出すことはあまりありません。ブランドロゴやイベントロゴなどを作成するシーンは多くはないので、副業でロゴ作成をするときにはスポット的な仕事の請け負い方をするのが基本になります。

そのため、企業に営業活動をして案件を獲得するよりは、募集をかけたり、コンペに応募したりするのが賢明な方法です。例えば、クラウドソーシングを利用するのはロゴ作成の副業をやりやすい方法です。

クラウドソーシングサービスにワーカーとして登録して案件を探し、ロゴ作成のワーカーが募集されていたときに応募します。コンペが実施されていたら、内容を確認して自分でも作成できるロゴなのかどうかを判断したうえで応募するのも良いでしょう。

また、自分のホームページを開設してロゴ作成の請け負いをしているとアピールする方法もあります。

過去に作成したロゴがある場合には実績を示せるので、注目してくれる企業が見つかりやすいでしょう。

ただ、これからロゴ作成の副業を始める段階ではクライアントが見つかりにくいのが問題点です。クラウドソーシングは副業を始めるときには使いやすいので検討してみましょう。

副業でロゴ作成をするときの注意点

ロゴ63

ロゴ作成は副業でも気軽に始められるメリットはありますが、注意点も多いので念頭に置いておきましょう。ロゴ作成は自動作成ツールを使えば誰でも簡単に作れます。オンラインで自動作成できるサービスも増えてきているため、副業でロゴ作成をするときにも自動作成ツールを使用すれば良いのではないかと思うかもしれません。

しかし、クライアントは自動作成ツールではできないクオリティを求めているため、納品しても満足してもらえない結果になりがちです。デザインスキルがないと再提出を求められたときに対応できずに苦労することもあります。

まずは自分自身のスキルを磨き、ロゴ作成を自分だけでできるようになるのが大切です。また、副業では納期が問題になる場合があります。期日に間に合うように提出するのは常識ですが、本業の都合で遅れざるを得ない状況になる場合もあるでしょう。

遅れる可能性があるのなら、契約前にクライアントに伝えて了承を得ておくのが重要なポイントです。遅れによってクライアントが被害を受けたときには損害賠償を求められることもあり得るので注意しましょう。

副業のロゴ作成が向いている人

副業としてロゴ作成をするのが自分に向いているのかどうか迷い始めた人もいるでしょう。ロゴ作成を副業として始めるのに向いているのは、デザインについてのスキルを持っている人です。

イラストやアニメーションなどの制作に携わっている人や、趣味で取り組んでいる人もロゴ作成で活躍できるでしょう。時間的に余裕がなければ副業はできないので、本業に余裕があることも必須です。1つのロゴ作成にかかる時間を考慮して実務をおこなえる状況ならロゴ作成を副業にして取り組んでいきましょう。

デザインスキルがあるならロゴ作成で副業をしよう

ロゴ61

ロゴ作成は単価が高い副業なので魅力的ですが、デザインスキルがないとクライアントを納得させるロゴを納品できません。デザインに関するノウハウがある人には向いているので挑戦してみましょう。クラウドソーシングを利用すれば比較的速やかに案件を獲得できます。

実績を作り、自分のホームページなどで宣伝して案件を獲得できるようになっていきましょう。