ロゴ作成は社内でおこなうこともできますが、業者や個人に外注することも可能です。近年ではロゴ作成は外注するのが一般的になってきました。
この記事ではロゴ作成を外注するときに考えておきたい6つのポイントをピックアップして紹介します。ロゴ作成をするときに外注すべきかどうかで悩んでいるときにはぜひ参考にしてください。
ロゴ作成に知識はいるの?始めたい人が知っておくべきポイントを徹底紹介!
必要なタイミングまでに納品できるか
ロゴ作成を外注する際にまず考えた方が良いのが納期です。ロゴを作成したいときには納期が切実な問題になっていることがよくあります。これから事業を始めるうえで要になるロゴを作りたい、計画されているイベントのロゴを用意したい、新たなブランドを作るためのロゴを作り上げたいといったシーンでは納期が問題になるでしょう。
ロゴ作成を外注するときには納期を確認するのが必須です。大手業者でも個人でも納期については案件の混み合い具合によって大きく変化します。納品の遅れが生じたり、期待しているようなロゴができずに作り直しを依頼したりすることも考慮して、速やかに納品してもらえるところに依頼するのが重要です。
必要なタイミングがはっきりと決まっているときには、一つの依頼先にこだわらずに発注して、確実にロゴの納品を受けられるようにするのも賢い方法です。外注をするときには期日の重要性を伝えて、遅れる場合の対応についても交渉して明確化するようにしましょう。
最終期日よりは早めの納期で交渉するのが基本です。
ロゴ作成にかけられる予算内で対応できるか
ロゴ作成の目的はケースバイケースですが、巨額の資金を投じることはできないのが一般的です。企業ロゴかイベントロゴか、商品のロゴかといった用途による予算の違いもあります。基本的にはロゴ作成は予算内で対応できるところに依頼せざるを得ません。
ロゴはプロモーションやブランディングに大きな影響があるので、大きな費用をかけてでも秀逸な仕上がりにしたいと考えるのはもっともなことです。しかし、予算オーバーの発注をしてしまうと、他の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。
ロゴ作成にかけられる予算はどのくらいなのかを明確にして、頑なに予算内に収めるのは重要なポイントです。ロゴのクオリティは費用に比例するわけではありません。予算内でどこまでできるかを依頼先と相談して、ベストなソリューションを提案してくれるところに任せるのが賢い方法です。
莫大な予算があれば魅力的なロゴが作れると言われても、あくまで予算内にするという冷静さを保って依頼先を検討するようにしましょう。
複数のロゴを作成してくれるか
ロゴ作成を外注するときには作成してもらえるロゴの数について注意しましょう。外注先によっていくつのロゴの原案を作成してくれるかは異なります。一つだけしか作成してくれないケースが多いですが、2つか3つのデザインを仕上げて提案してくれる業者も少なくはありません。
イメージしているロゴと外注先の手掛けたロゴがデザイン的に合わないこともあります。しかし、複数のロゴを作成してくれる業者の場合には、大きく異なる視点でロゴを作ってくれるので期待に合うデザインが見つかる可能性が高くなります。
複数のロゴ作成を依頼すると費用が上がることもありますが、標準料金で2つくらいは用意してくれる業者もあるので比較検討する価値があるでしょう。1つしか作成しないという原則の業者では不安が大きいので、他を当たるようにするのが無難です。
交渉するだけでいくつかのロゴ作成をしてくれることもよくあります。まずは相談ベースという時期に早めに切り出して意向を聞き出しておくのがおすすめです。
相場と比較して納得できるか
ロゴ作成の外注では相場についての考慮は必須です。ロゴ作成の相場は安くても1万円、高ければ30万円くらいです。個人に依頼すると比較的安くなりますが、専門のデザイン会社に依頼すると20万円~30万円くらいかかるのが一般的になっています。
コンペを実施すると5万円くらいでも秀逸なデザインのロゴを手に入れられる可能性があります。ただ、プロの外注先に依頼するのに比べるとクオリティの保証がなく、魅力的なロゴができないリスクがあるので注意が必要です。
外注先から見積もりを取って相場よりも高い場合には交渉の余地があります。少しでも安くクオリティの高いロゴを手に入れるに越したことはありません。見積もりを取るときには相場を考慮しつつ、見積書の内訳を明確にしてもらって妥当な内容なのかどうかを見極められるようにしましょう。
外注の方法が目的に合っているか
ロゴ作成の外注方法にはさまざまな選択肢があります。目的に合っているかどうかを早い段階でよく考えるのは重要なポイントです。ロゴ作成の専門会社に依頼すればクオリティの高いロゴを作成できますが、費用は高くなることは否めません。
企業ロゴを作成するときのようにロゴのクオリティが重要なときには魅力的な選択肢です。しかし、イベントの実施を目的とする場合にはコストダウンが優先になることもあるでしょう。フリーランスのデザイナーに依頼してコストを下げた方が目的に合うロゴをリーズナブルな費用で手に入れられる可能性が高くなります。
目的に応じて外注先を変えるのは常套手段なので留意しておきましょう。
外注について社内のコンセンサスが得られているか
ロゴ作成を外注することについて社内のコンセンサスを取るのも重要なポイントです。外注せずに社内のリソースを使ってロゴ作成をした方が良い場合もあります。
デザイナーやイラストレーターを雇用している場合には、外注するよりも内製化した方がスムーズに期待通りのロゴを作り上げられるでしょう。業務の状況によっては内製化せずに外注した方が良いことももちろんあります。
社内状況を確認して、関連部署との連携を取り、きちんとコンセンサスを取ってから外注を検討しましょう。社内のコンセンサスが取れていない状況でも見積もりを取るのは問題ありません。内製化すべきかどうかの議論をするときにはあらかじめ見積もりを取っておくのがおすすめです。
ロゴ作成を外注するなら目的にマッチさせよう
ロゴ作成は専門会社やフリーランスの人材などに外注することができます。目的や予算に応じて適切な外注先を選ぶのが重要なので、検討するときには熟慮しましょう。内製化した方が良い場合もあるので、社内リソースも考慮して検討するのが大切です。
外注を検討するときには目的をよく考えてマッチさせるように方針を立てましょう。
参考資料(ロゴ作成のビズアップ) > ロゴ実績 | ロゴ作成。全国対応可能。ロゴ作成のビズアップ